VARILITE Reflex

新機能
エアーリリースでバイス【空気自動開放バルブ】（新特許申請中）を開発しました。
ユーザーが座っただけで空気抜けはじめ、適圧になると 内蔵された空気自動解放バルブ】が閉じ、底突きの危険がありません。
また、身体を動かしたり、路面の振動を受けても空気抜けの心配がありません。 在宅・療養施設・病院などの臨床現場で、空気調整で悩まれている方にお勧めです。優れた床ずれリスクの軽減と座位の安定性を提供します。

優れた耐久性
図は、新品のReflexとライフサイクルテスト後の臀部型ダミー（約80kg）の座圧マップの比較です。厳しいライフ サイクルテスト後でもへたりが無く、優れた性能が持続していることが分かり、耐久性の高さが証明されました。 ライフサイクルテストは、臀部型ダミー（約80kg）を繰り返し20,000回乗せて、そのへたりを見るテストです。
注意：右の座圧分布図は、臀部型ダミーでの耐久テストの為、人体での座圧分布図とは異なります。
実際の人体での座圧分布図では、臀部と大腿部への圧力が均等に分散される為、より優れた座圧分散効果があります。

1.エアフォーム　フォローテーション
緑色の固めのフォームは、臀部接地面の周囲と両大腿部の間に使われ、骨盤の安定保持機能を高めます。 身体に接地する部分には、白い柔らかいフォームが張り合わせてあります。 そして、褥瘡リスクの高い坐骨結節周辺には、白いフォームに縦に複数の突き通した穴を開け、 より優れた皮膚保護を提供できる仕様になっています。（※１）
エアークッションとしての役目を持つ本体生地（ファブリック）の内部に、 エアーフォームを圧着する組み合わせは、フォームが座位の安定を、エアーが浮力で座圧を軽減し、 坐骨周辺の床ずれに敏感な地域の最大の保護を提供します。 また、車いすでの活動時に路面の振動を吸収できる優れた機能です。

2.ファブリック
本体の表面生地は、空気漏れやパンクを防ぎ耐水性のある強靱で耐久性があり、 中身のエアーフォームを内側に接着することで、高い機能を提供します。

3.エアーリリースデバイス
（空気自動解放バルブ）※新特許申請中
クッション内部に取り付けたエアーリリース装置は、ユーザーがクッションに座ると自動的に少しずつ空気が抜け始め、 臀部の形ができあがると自動的に空気抜けを遮断します。
また、クッションから立ち上がると自動的にクッションに空気が入り、膨らんできます。
したがって、空気が抜けすぎて底付きする心配がありません。 また、姿勢を変えたり、振動が加わっても空気の抜けの心配もありません。 また、付属の赤いプラグを差し込むと、中性洗剤で丸洗いができ、 流水で洗剤を流していただいた後乾いたタオルで拭くと、2-30分ぐらいで乾き、常に清潔に保てます。

4.カバー
表面は伸縮性のある取り外しが可能な失禁対応カバーです。 底面には滑りにくいポリウレタン加工が施された丈夫な生地を使っています。 また、車いすの座布にベルクロが付いていれば、底面につけたベルクロでよりしっかりクッションを固定できます。 洗濯機での丸洗い可能で、裏向きの陰乾しで、脱水後およそ2-30分で乾きます。常に清潔に保てます。